HYROX初参加の当日の流れ|受付・スタート・Roxzone・ゴールまで解説
HYROX(ハイロックス)に初めて出場するときは、競技そのものだけでなく「会場に着いたら何をするのか」「いつスタートエリアへ行けばいいのか」「Roxzoneはどう通るのか」も気になるところです。
HYROXは1kmランと1つのワークアウトを交互に8回行う競技ですが、大会当日は受付、ウォームアップ、スタート待機などもあります。
公式では、受付とウォームアップの時間を確保するため、自分のスタート時刻の少なくとも90分前には会場へ到着することを推奨しています。
初参加なら、競技ルールだけでなく当日の動きを先に把握しておくと、スタート直前になって慌てずに済みます。
この記事では、会場到着から受付、スタート、Roxzone、8種目、ゴール後まで、HYROX初参加者向けに当日の流れを順番に解説します。
HYROX当日の流れを先に確認
大会によって受付場所や会場レイアウトは変わりますが、基本的には次の順番で進みます。個別スタート時間や受付詳細は各大会ページを確認してください。
| 順番 | 当日の流れ |
|---|---|
| 1 | 会場へ到着 |
| 2 | アスリート受付 |
| 3 | タイミングチップ・リストバンドを受け取る |
| 4 | 荷物・着替えなどを済ませる |
| 5 | ウォームアップ |
| 6 | スタートエリアへ移動 |
| 7 | 指定されたウェーブでスタート |
| 8 | 1kmラン+8つのワークアウト |
| 9 | 最後のウォールボール |
| 10 | ゴール |
| 11 | タイミングチップ返却 |
| 12 | 結果・スプリットタイム確認 |
大会によって事前受付が設定される場合もあります。必ず自分が参加する大会のイベントページも確認してください。
① スタート90分前を目安に会場へ到着
初参加なら、まず時間に余裕を持って会場へ向かいます。
公式では、レース開始時刻の少なくとも90分前の到着が推奨されています。受付だけでなく、着替えやウォームアップの時間も必要だからです。
たとえばスタート時間が14時なら、
12時30分ごろまでに会場到着
をひとつの目安にできます。
ただし大会によっては受付開始時間がカテゴリーごとに決められていることもあるため、イベントページに掲載される受付時間を優先してください。
会場へ着いたら、まずアスリート受付へ向かいます。
② アスリート受付をする
受付では、Eチケットのバーコードをスマートフォンまたは印刷したものを提示します。
受付後には、
- タイミングチップ
- レース用リストバンド
などを受け取ります。タイミングチップは右足首に装着するよう案内されています。
リストバンドは、自分のカテゴリーに合った重量をジャッジが確認するためにも使用されます。競技中は外さないようにします。
大会によっては身分証明書の提示も必要です。たとえば日本大会のイベント案内では、身分証明書の持参と代理チェックイン不可が案内されています。
③ 受付後に荷物・着替えを済ませる
受付が終わったら、スタート前に必要な準備を済ませます。
会場によって設備は異なりますが、
- 着替え
- 荷物を預ける
- トイレ
- 水分補給
- シューズやウェアの確認
などを先に終わらせておきます。
HYROXでは大会中もコース上に給水ステーションが設置されますが、個人のドリンクボトルをレースコース内へ持ち込むことはできません。
スタート直前に慌てないためにも、受付後すぐに必要な準備を終えておくといいでしょう。
④ ウォームアップをする
次にウォームアップです。
HYROXでは8kmを走りながら、
- SkiErg
- スレッドプッシュ
- スレッドプル
- バーピーブロードジャンプ
- RowErg
- ファーマーズキャリー
- サンドバッグランジ
- ウォールボール
を行います。
そのため、ランニングだけではなく、
軽く走る
↓
股関節・足首・肩を動かす
↓
スクワットやランジ
↓
大会設備を使える場合は軽く動作確認
くらいはしておきたいところです。
一方で、スタート前から疲れるほど追い込む必要はありません。
早く会場へ着きすぎて動き回った結果、スタート前に体力を使わないよう注意しましょう。
⑤ 自分のスタート時間を確認してスタートエリアへ
HYROXは全員が一斉にスタートする競技ではありません。
カテゴリーごとに時間帯が設定され、さらに複数のウェーブに分かれてスタートします。個別のスタート時間は大会直前に発表されるイベントもあり、公式イベントページでは約3日前を目安として案内されています。
そのため、大会前には必ず、
自分の正式なスタート時間
を確認してください。
「MEN OPENが14時からだから14時に行けばいい」という意味ではなく、自分に割り当てられた具体的なスタート時間を確認して動きましょう。
⑥ スタートしたら1kmランから始まる
スタートすると、まず1kmランです。
HYROXは、
1kmラン
↓
ワークアウト
↓
1kmラン
↓
ワークアウト
を8回繰り返します。
順番は次の通りです。
| 順番 | 内容 |
|---|---|
| 1 | 1kmラン |
| 2 | SkiErg 1000m |
| 3 | 1kmラン |
| 4 | スレッドプッシュ 50m |
| 5 | 1kmラン |
| 6 | スレッドプル 50m |
| 7 | 1kmラン |
| 8 | バーピーブロードジャンプ 80m |
| 9 | 1kmラン |
| 10 | RowErg 1000m |
| 11 | 1kmラン |
| 12 | ファーマーズキャリー 200m |
| 13 | 1kmラン |
| 14 | サンドバッグランジ 100m |
| 15 | 1kmラン |
| 16 | ウォールボール 100回 |
この順番自体はHYROX共通です。
⑦ Roxzoneから次のワークアウトへ入る
初参加で戸惑いやすいのが**Roxzone(ロックスゾーン)**です。
HYROXでは、ランコースを走ったあとにRoxzoneを通り、それぞれのワークアウトステーションへ向かいます。
つまり、
ランコース
↓
Roxzone
↓
ワークアウト
↓
Roxzone
↓
再びランコース
という動きを繰り返します。
単純に体育館の中を8km直線で走るわけではなく、会場内のランコースとワークアウトエリアを行き来します。
大会ごとに会場レイアウトは異なるため、当日は案内表示とスタッフの指示を確認しながら進みましょう。
⑧ 種目の順番を間違えない
HYROXでは8種目を決められた順番で行います。
特に初参加では、疲れてくると
「次はローイングだった?」
「ファーマーズキャリーは終わった?」
となる可能性があります。
最低限、
SkiErg
↓
スレッドプッシュ
↓
スレッドプル
↓
バーピー
↓
RowErg
↓
ファーマーズキャリー
↓
ランジ
↓
ウォールボール
という順番は覚えておくといいでしょう。
大会当日にアスリート向けのブリーフィングは行われず、シングル・ダブルス・リレーそれぞれのテクニカルブリーフィング動画を事前に確認する必要があります。
⑨ ランの周回数は大会ごとに確認する
HYROXでは1kmランを8回行いますが、会場によってランコースの形は異なります。
1kmを1周で走れる会場もあれば、複数周して1kmになる会場もあります。
そのため、大会前にイベントページへ掲載される、
Laps to run
などの案内も確認しておきます。
日本大会を含め、周回数が大会ページで個別に案内される場合があります。
競技中は「何周したかわからなくなった」という状態を避けるため、自分でも周回を意識して走ることが重要です。
⑩ 最後はウォールボール100回
8本目の1kmランを終えたら、最後のワークアウトがウォールボールです。
規定重量のボールを使い、100回行います。
ここまで来れば残るのはウォールボールだけですが、すでに8kmのランと7種目を終えているため、初参加ではかなり疲れている可能性があります。
最初から100回連続でやろうとせず、
20回
↓
休憩
↓
20回
のように、自分が続けられる回数で区切る方法もあります。
最後までムーブメント基準を守り、ジャッジから有効なレップとしてカウントされることを優先します。
⑪ ウォールボールを終えたらゴールへ
ウォールボール100回を終えたらフィニッシュです。
HYROXでは完走者にフィニッシャーパッチが渡されます。
初参加なら、まずここまで到達すれば十分です。
⑫ ゴール後はタイミングチップを返却
ゴールしたあとに忘れたくないのがタイミングチップです。
受付でもらったタイミングチップは、フィニッシュエリアで必ず返却します。
その後はリカバリーエリアで水分を取り、身体を落ち着かせます。
ゴールした勢いのまま会場を出てしまわず、チップ返却まで終わったことを確認してください。
ゴール後はタイムとスプリットを確認
HYROXでは総合タイムだけでなく、各区間のスプリットタイムも記録されます。イベントページでも個人のフィニッシュタイムとワークアウトごとのスプリットが提供されることが案内されています。
初参加なら、
- どの1kmでペースが落ちたか
- スレッドで何分使ったか
- ランジで失速したか
- ウォールボールでどれくらい時間がかかったか
を見ると、次回の練習課題が見えてきます。
初回は完走、2回目以降はスプリットを見ながらタイムを縮める、という楽しみ方もできます。
初参加で当日までに確認しておきたいこと
前日までに最低限確認しておきたいのは次の項目です。
- 自分のスタート時間
- 受付時間・受付場所
- Eチケット
- 身分証明書
- 会場へのアクセス
- ランの周回数
- テクニカルブリーフィング
- 自分のカテゴリーの重量
- 8種目の順番
特に、当日にルール説明を受ければいいと思わないことが重要です。
まとめ
HYROX初参加の当日は、
会場到着
受付
タイミングチップ装着
ウォームアップ
スタート
1kmラン+8種目
ゴール
チップ返却
という順番で進みます。
スタート時刻の少なくとも90分前には会場へ到着することが推奨されているため、初参加なら余裕を持って向かいましょう。
競技中は、
ラン → Roxzone → ワークアウト → Roxzone → ラン
を繰り返し、最後のウォールボール100回を終えるとゴールです。HYROXそのものは1kmランと1つのワークアウトを8回繰り返す共通フォーマットで行われます。
大会ごとに受付時間、個別スタート時間、会場レイアウト、ランの周回数は変わります。
そのため、前日までにイベントページとテクニカルブリーフィングを確認し、当日は「次にどこへ行けばいいかわからない」という状態を減らしてスタートラインへ向かいましょう。

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