【リアル実話】ゲーム業界未経験でもゲーム会社に就職転職できるのか?難しいのか?
「ゲーム会社で働きたい」
「あのゲームの開発に携わりたい」
「大好きなゲームを仕事にしたい」
でも未経験からゲーム会社に入るのは無理、不可能、ハードルが高いと思っている方も多いかもしれません。
そこで実際に20年以上、ゲーム業界で働いてきた経験をもとに
ゲーム業界未経験でもゲーム会社に就職転職できるのか?難しいのか?
現場のリアルをお話ししたいと思います。
最初に結論をお伝えると・・・・
ゲーム業界未経験でもゲーム会社に就職、転職可能です。
ただし、年齢や社会人経験によって状況は異なります。
よってゲーム業界未経験でも、皆さんの状況を踏まえた上でアプローチをすれば入社できる可能性はあります。
未経験でゲーム会社で働く方法について、ぶっちゃけの話を解説します。
ゲーム業界未経験でも新卒、20代までならゲーム会社に就職転職できる
ゲーム会社に限らず、新卒で就職活動をする場合、ほとんどの人は業界未経験で就職活動をします。
今、ゲーム会社で働いている人も新卒の時はゲーム業界未経験からスタートしています。
よって新卒はゲーム業界未経験でもOKです。
また、新卒でゲーム業界以外に就職した後でも20代ならゲーム業界未経験でもゲーム会社に就職できる可能性はあります。
これは20代までならゲーム業界の経験がなくても、その人の基本的なスキルをもとに「ポテンシャル採用」をする企業もあるからです。
ゲーム業界未経験でも、ビジネスパーソンとしてのスキルと経験があって、将来的なポテンシャルがあると判断されたらゲーム会社も採用する可能性はあります。
ただし、ゲーム業界は就職先として人気なので、希望する人も多く競争率は高い業界です。
そこで新卒、未経験で20代の転職でゲーム業界を狙う場合は次のようなスキルがあると就職活動における武器となります。
特に強力な武器になるものを3つずつピックアップしてみました。
新卒
・高学歴
新卒でゲーム会社を狙うなら勉強をしまくって、高学歴を入手しましょう。
特に大手のゲーム会社に入りたいなら高学歴は必須条件になります。なぜなら、実際に入社すると大手のゲーム会社は有名な大学の人ばかりだからです。
学歴が全てとは言いませんが、まずゲーム会社に入りたいなら、単純に勉強をしまくるのは近道であり必須条件になります。
・秀でたスキル
新卒で大手のゲーム会社を希望する人の多くは、本当に高学歴な方も多く、最近は学歴だけでは差がつかなくなりつつあります。
そこで、ライバルと差をつける上で重要なのは秀でた特別なスキルの有無です。
プログラミングができる
絵が描ける
楽器が弾ける
簿記、会計、法律関係の資格をもっている
など身につけた使えるスキルも学歴と掛け合わせることで強い武器になります。
また、X、インスタ、Youtubeをやっていて膨大なフォロワーを獲得している(獲得するための知識がある)といったスキルも学歴と掛け合わせることで強い武器になります。
ゲームに関していえば特定のゲームの有名ゲーマーである、特定のゲームをやりこんでおり開発者以上にそのゲームを知り尽くしている
といったものも学歴と掛け合わせることで強い武器になります。
・語学力
最後に語学力もこれから新卒でゲーム会社に入るためには必須です。
特に大手ゲーム会社は新卒入社のほとんどはTOEICで高得点を持っていたりします。TOEICでスコアは高くなくても、ビジネス会話ができる程度のスピーキング、リスニングができる状態も学歴と掛け合わせることで強い武器になります。
英語、中国語、いずれも価値があります。
大手のゲーム会社に入りたいなら語学力は必須と考えておく必要があります。
ゲーム業界未経験20代
新卒と違ってゲーム業界未経験の20代では求められるスキルが異なります。
中途採用の場合はあまり高学歴は重視されません。
なぜなら、高学歴だから仕事ができるかどうかは、必ずしも比例しないからです。一方で新卒の時は仕事っぷり判断できる材料がないので学歴しか判断材料がないという事情があります。
・ゲーム業界で使える異業種における実績
ゲーム業界未経験でも、これまでの社会人経験で得たスキルがゲーム事業に活用できると判断されると未経験でもゲーム会社に入れる可能性があります。
非ゲーム系のプログラミング
映像制作
画像デザイン
SNS
宣伝、プロモーション
ライティングスキル
デジタル広告運用
など、ゲーム事業でも役立つスキルを積んでいれば未経験でも中途採用される可能性はあります。
・コミュニケーション能力
ゲーム会社はたくさんの人が働く大企業であり、組織全体で事業を推進していく必要があります。よってコミュニケーション能力の有無は中途採用では重要になります。
もちろん新卒においてもコミュニケーション能力は重要なスキルですが、短期間で新卒のビジネスシーンにおけるコミュニケーション能力を判断するのは難しいものがあります。
一方で一度、社会人を経験して、社会の荒波に揉まれた20代は、むしろコミュニケーション能力の高さは大きな武器になります。
・語学力
語学力は新卒と比べても、より実用的、実践的、実務に使えるレベルで使えると強い武器になります。
TOEICのスコアより、今、この面接の瞬間に語学を使ってコミュニケーションができるのか?実用的なスキルを試されることが多いです。
30代40代はゲーム業界未経験でも条件付きでゲーム会社に就職転職できる
30代、40代になるとゲーム業界未経験で転職するハードルはぐーんと高くなります。
ただし、絶対無理というわけではなく、次のような条件付きで未経験でも入社している人は多くみられます。
・マネジメントスキル
ゲーム業界未経験でも異業種でマネジメントスキルがあればゲーム業界に転職できる可能性はあります。
つまりゲームのことを知らなくても、マネージャーに特化して組織をまとめるスキルがある人材はゲーム会社として求めているというわけです。
・専門スキル
特別な領域における専門スキルを持った人も30代、40代でゲーム業界未経験でも転職できる可能性はあります。
・宣伝、マーケティング、映像、SNS、広告運用業界のスキルを持つ人
・出版、メディア、アニメ、キャラクター、映画業界のスキルと経験を持つ人
30代40代でゲーム業界未経験の人が、ゲーム開発部門に転職するのは難しいかもしれませんが、ゲーム会社が事業と職種が多種多様化しているため、専門スキルを持つ人材を必要としているのも事実です。
・ゲーム業界に近い業界からの転職
ゲーム業界に近い業界からの転職も30代、40代ならまだ可能性はあります。
・バグチェック、品質管理
・ゲームメディア、出版
・ゲーム関連に強い広告代理店
これも、ゲーム会社が事業と職種が多種多様化しているため、専門スキルを持つ人材を必要としているのも事実です。
50代はゲーム業界未経験でも職種によってはゲーム会社に就職転職できる
50代でゲーム業界未経験で転職するのは不可能と思っている人も多いかもしれません。
ハードルは非常に高いですが、100%不可能というわけではありません。次のような条件付きで未経験でも入社している人をは多くみられます。
・スペシャリスト
経理、人事、コーポレイト、PRなど
ゲーム会社というよりは企業として必要とされているポジションのスペシャリストは、ゲーム業界未経験でも必要としているゲーム会社が多く存在します。
ゲーム業界未経験の場合、転職就職の攻略法
ここまで、年齢によるゲーム業界未経験における転職就職ハードルについて解説してきました。
ここからはさらにゲーム会社の規模、スマホゲームと家庭用ゲーム、開発会社か?パブリッシャーか?職種は?入社経路は?
といった細かい条件におけるゲーム業界未経験の転職就職活動について解説します。
ゲーム会社規模
ゲーム会社の規模は転職、就職活動に大きな影響を与えます。
大企業には高学歴な優秀な人材が集まります。これは仕方ないことかもしれません。
一方で中小企業のゲーム会社も無数に存在しますので、どのゲーム会社の規模を選ぶかによって就職の難易度は変化します。
スマホゲームか?家庭用ゲームか?
家庭用ゲームか?それともスマホゲームか?
ゲームのジャンルやプラットフォームによっても難易度は変化します。
一般的に伝統的な家庭用ゲームの方が就職難易度は高いとされています。
一方でスマホゲームは常に人材不足、人材の流動性が高いため転職しやすい、入社しやすいといった特徴があります。
開発会社か?パブリッシャーか?
ゲームを販売するバブリッシャーか?それともゲームの開発を請け負う受託会社か?
これによっても入社難易度は変化します。
一般的にパブリッシャーの方が入社難易度は高いとされています。
職種
ゲーム開発部門か?それとも営業、宣伝、マーケティング部門か?
職種によっても入社難易度は変化します。
ゲーム開発部門に入社したくても、とりあえず入ってしまえばなんとでもなるという部分もあるので、入社しやすい職種でとりあえず入ってしまい、あとは社内で部署異動を目指すというのもテクニックの一つです。
入社経路
一般的に入社経路としては
転職エージェントを使うか?直接応募するか?コネ入社か?
といった様々な経路が存在します。
これは、どれが正解なのか?ケースバイケースによる部分は多いのですが、スキルや経験が低い人ほどコネクションによる入社はメリットが多いかもしれません。
まとめ
未経験でもゲーム会社で働く方法について今回、解説しました。
結局のところ、どのような方法でもいいのでゲーム会社に入って仕舞えば、あとはなんとでもなるというのが事実かもしれません。
どうしてもゲーム業界で働きたいなら、手段を選ばずゲーム会社に入り込む、という考えで転職就職活動をやってみるのもおすすめです
というわけで参考になれば幸いです。
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