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HYROXの平均タイムは?初心者・男女別の完走時間と目標タイムを解説

HYROX(ハイロックス)

HYROXの平均タイムは?初心者・男女別の完走時間と目標タイムを解説

HYROXへ初めて出場する場合、

「みんな何分くらいで完走している?」
「1時間30分なら速い?」
「初心者なら2時間以内を目指せばいい?」
「男性と女性で平均タイムはどのくらい違う?」

と気になる人も多いと思います。

HYROX公式FAQでは、全体の平均完走時間の目安として約1時間32分が紹介されています。

ただし、HYROXには、

MEN
WOMEN
PRO
DOUBLES

など複数のカテゴリーがあり、男性と女性でもタイムが異なります。

2025/26シーズンの約26万件のレース結果を集計したデータでは、OPENの中央値は、

男性 1時間26分13秒
女性 1時間35分14秒

でした。

初参加なら、このタイムより遅くてもまったく問題ありません。

HYROXには制限時間がなく、まず8kmのランと8種目を最後まで完走することが最初の目標です。

この記事では、HYROXの平均タイム、男女別の完走時間、初心者の目標タイム、90分・100分・120分がどのくらいのレベルなのかを解説します。

HYROXの平均タイムは約1時間30分前後

HYROX公式では、完走時間の平均として約1時間32分という目安が示されています。

ただし、この数字だけを見て、

「1時間32分より遅いと遅い」

と考える必要はありません。

大会には、

初参加者
ランニング経験者
CrossFit経験者
競技経験者
PRO選手

まで幅広い参加者がいます。

さらに男性・女性、OPEN・PRO・DOUBLESによってもタイムが変わります。

現在のレベルを確認するなら、全体平均よりも自分が出場するカテゴリーのタイムを見る方が参考になります。

2025/26シーズンのHYROX男女別タイム

2025/26シーズンの主要24大会、約26万件の完走記録を集計したデータでは、OPENカテゴリーの中央値は次の通りです。

カテゴリー 中央値
MEN OPEN 1時間26分13秒
WOMEN OPEN 1時間35分14秒

ここで使っているのは平均値ではなく中央値です。

中央値とは、参加者をタイム順に並べたときにちょうど真ん中になるタイムです。

たとえばMEN OPENなら、

約半数が1時間26分13秒より速い
約半数が1時間26分13秒より遅い

という意味になります。

大会ごとの参加者レベルやコースレイアウトによって数字は変わりますが、現在のHYROXで自分のタイムを考えるひとつの目安になります。

 

HYROX男子OPENのタイム目安

MEN OPENでは、2025/26シーズンの大規模データで次のような分布になっています。

位置 完走タイムの目安
上位10% 約1時間10分以内
上位25% 約1時間17分以内
中央値 約1時間26分
75%地点 約1時間38分
遅い10%に入る境目 約1時間53分

つまり男性OPENの場合、

1時間30分前後
→ 全体の真ん中付近

1時間20分前後
→ 平均的な参加者より速い

1時間10分前後
→ 上位層

というイメージです。

初参加なら、いきなり1時間20分を目標にする必要はありません。

 

HYROX女子OPENのタイム目安

WOMEN OPENでは次のような分布です。

位置 完走タイムの目安
上位10% 約1時間18分以内
上位25% 約1時間26分以内
中央値 約1時間35分
75%地点 約1時間49分
遅い10%に入る境目 約2時間05分

女性の場合は、

1時間50分前後→ 初参加でも十分狙える範囲

1時間35分前後→ 全体の中央値付近

1時間25分前後→ 上位25%前後

1時間18分前後→ 上位10%前後

という目安になります。

HYROX初心者の完走タイムはどのくらい?

初出場の場合は、

男性 1時間40分〜2時間前後
女性 1時間50分〜2時間10分前後

くらいをひとつの目安として考えると分かりやすいでしょう。

ただし、これは、

この時間に入らなければ遅いという基準ではありません。

ランニング経験がある人。
CrossFitを長く続けている人。
ウェイトトレーニング経験がある人。
逆に、普段ほとんど走らない人。
Sledを触ったことがない人。

によって初戦のタイムは大きく変わります。

初参加なら、まずは8種目を最後まで完遂することを優先しましょう。

HYROXの種目が初めての人はこちらで全体を確認できます。

HYROXの8種目・カテゴリー・競技内容を確認する

初心者はまず2時間以内を目標にする?

初参加で目標タイムを設定したいなら、2時間は分かりやすい基準です。

特に、

初めてHYROXへ出る

普段ランニングをあまりしない

8種目を連続して行った経験がない

という人なら、

まず完走
↓
次に2時間以内

という順番でも構いません。

HYROXには制限時間がありません。

途中でペースを落としても、種目の間で休みながらでも完走を目指せます。

ただし8種目はすべて規定距離・回数を完遂する必要があります。

種目を完遂できるか不安な人はこちらも参考にしてください。

HYROXを120分で完走するならどのくらい?

120分は2時間です。

初めてHYROXに参加する人なら、まず2時間以内を目標にするのは現実的です。

2時間の場合、単純平均すると、

8kmラン
8種目
ROXZONE

を合わせて120分に収めます。

ランニングを1km7分で走ると、

7分×8km=56分

です。

残り64分を、

SkiErg
Sled Push
Sled Pull
Burpee Broad Jumps
Row
Farmers Carry
Sandbag Lunges
Wall Balls
ROXZONE

に使えます。

もちろん全区間を同じペースで進むわけではありません。

SledやWall Ballsで時間がかかる場合もあります。

それでも2時間という目標なら、すべての種目を全力で急ぐ必要はありません。

HYROXを100分で完走するならどのくらい?

100分は1時間40分です。

ここから少しタイムを意識したレースになります。

たとえばランニングを平均1km6分で進めると、

6分×8km=48分

です。

残り52分で8種目とROXZONEを処理します。

100分を狙うなら、

ランで大きく失速しない
Sledで長時間止まらない
Burpee Broad Jumpsでペースを落としすぎない
Wall Ballsを細かく休みすぎない

といった部分が重要になります。

男性OPENなら1時間40分は中央値より遅いものの、初参加の目標として十分現実的です。

女性OPENでは1時間40分は中央値にかなり近いタイムになります。

HYROXを90分で完走するならどのくらい?

90分は1時間30分です。

一般的に「HYROX 90分切り」をひとつの目標にする人もいます。

ただし男女で意味は違います。

男性OPENでは中央値が約1時間26分なので、90分は全体の真ん中付近です。

女性OPENでは中央値が約1時間35分なので、90分を切れば中央値より速いタイムになります。

90分を狙う場合、ランニングを平均5分30秒/kmで走れば、

5分30秒×8km=44分

です。

残り約46分を8種目とROXZONEに使います。

実際にはワークアウト後の1kmランなので、普段5分30秒/kmで走れるだけでは足りません。

Sled Pushの直後。
Burpee Broad Jumpsの直後。
Sandbag Lungesの直後。

こうした状態でも大きくペースを落とさないことが重要になります。

 

HYROX80分は速い?

80分は1時間20分です。

MEN OPENなら中央値の1時間26分より明確に速いタイムです。

2025/26のデータではMEN OPENの上位25%ラインが約1時間17分なので、80分なら上位25%に近い位置になります。

WOMEN OPENの場合はさらに高い水準です。

女性の上位25%ラインは約1時間25分なので、80分はかなり速いタイムと考えられます。

初参加から80分を狙う必要はありません。

ランニングだけでなく、8種目を大きく止まらず処理できる能力が必要になります。

HYROX70分切りはどのくらい速い?

70分切りになると上位層です。

MEN OPENでは2025/26の上位10%ラインが約1時間10分です。

つまり70分前後は上位10%クラスの目安になります。

WOMEN OPENでは上位10%ラインが約1時間18分なので、70分はさらに高いレベルです。

単にランニングが速いだけでは届きません。

Sled Push
Sled Pull
Burpee Broad Jumps
Wall Balls

などでも大きなロスを出さず、ROXZONEも含めてレース全体を効率よく進める必要があります。

HYROXの目標タイム早見表

初参加者向けに大まかに整理すると次のようになります。

男性OPEN

目標タイム 目安
2時間前後 初完走を目指す
1時間45分 初心者の次の目標
1時間30分 中央値に近づく
1時間20分 平均よりかなり速い
1時間10分 上位10%前後
1時間未満 非常に高いレベル

女性OPEN

目標タイム 目安
2時間前後 初完走を目指す
1時間50分 初心者の目標
1時間35分 中央値付近
1時間25分 上位25%前後
1時間18分 上位10%前後
1時間10分 非常に高いレベル

大会や参加者によって順位は変わるため、あくまで目標設定の目安として使ってください。

HYROXのPRO平均タイムは?

PROはOPENよりSledやFarmers Carryなどの重量が重くなります。

それでもPROには競技経験の豊富な選手が多いため、中央値はOPENより速くなっています。

2025/26シーズンの大規模データでは、

カテゴリー 中央値
MEN PRO 1時間18分54秒
WOMEN PRO 1時間27分03秒

です。

「PROの方が重量が重いのに速いの?」

と思うかもしれません。

これはPROカテゴリーに、HYROXを競技として本格的に取り組んでいる選手が多く参加しているためです。

初参加だからPROへ出てはいけないというルールではありませんが、初めてならOPENから挑戦する方が参加しやすいでしょう。

OPEN・PRO・DOUBLES・RELAYの違いはこちらで詳しく解説しています。

HYROXダブルスの平均タイムは?

ダブルスでは2人とも8kmを走りますが、8つのワークアウトは2人で分担できます。

そのためシングルよりタイムが速くなる傾向があります。

2025/26シーズンの中央値は次の通りです。

カテゴリー 中央値
DOUBLES MEN 1時間15分07秒
DOUBLES WOMEN 1時間27分45秒
DOUBLES MIXED 1時間22分17秒

ダブルスでは、

ランニングは2人で一緒に走る
ワークアウトは分担できる

というルールです。

一人が速くても、パートナーとの走力差が大きいとランニングで待つ必要があります。

一方、SledやWall Ballsなどを得意な人に多く任せることもできます。

ダブルスの分担はこちらで詳しく解説しています。

HYROXリレーはシングルとタイムを比較しない

リレーは4人で8セットを分担します。

1人が担当するのは、1kmラン+1種目を2セットです。

つまり1人あたりのランニング距離は2kmです。

シングルやダブルスとは競技方法が大きく違うため、「リレーで60分だったからシングルでも60分」という比較はできません。

リレーのタイムはリレー内で比較しましょう。

分担方法はこちらで解説しています。

HYROXの完走タイムはランニングで大きく変わる

HYROXでは、

1km RUN
+
ワークアウト

を8回繰り返します。

つまりランニングだけで合計8kmあります。

男性OPENの実際の大規模大会データを見ると、ランニング合計タイムの中央値は40分台前半になるケースがあります。

8kmで約40〜42分なら、

1kmあたり約5分〜5分15秒

です。

しかしこれは普通の8kmランとは違います。

1km走る
↓
SkiErg
↓
1km走る
↓
Sled Push
↓
1km走る

と続きます。

そのため、単純な5kmや10kmのランニングタイムだけではHYROXの完走タイムを予測できません。

HYROXは「普通の8km」と違う

HYROXで重要なのはCompromised Runningです。

つまり、

種目で疲れた状態から走る

能力です。

特に、

Sled Push
Sled Pull
Burpee Broad Jumps
Sandbag Lunges

の後は脚が疲れています。

普段なら1km5分で走れる人でも、その状態では5分30秒、6分とペースが落ちることがあります。

逆に、ワークアウトが得意でもランニングで毎回大きく失速すると、合計タイムは伸びません。

HYROXでタイムを狙うなら、8種目だけでなくランニング練習も必要です。

8種目ではどこでタイム差がつく?

HYROXの8種目は、

  1. SkiErg 1,000m
  2. Sled Push 50m
  3. Sled Pull 50m
  4. Burpee Broad Jumps 80m
  5. Row 1,000m
  6. Farmers Carry 200m
  7. Sandbag Lunges 100m
  8. Wall Balls 100回

です。

タイムを縮めるときに重要なのは、

得意種目をさらに10秒速くする

より、

苦手種目で3分、5分止まっている部分を減らす

ことです。

たとえばWall Ballsで、

10回
休憩
10回
休憩

と細かく止まっているなら、そこを改善するだけでも大きくタイムを縮められます。

Sled Pushで長時間止まっている場合も同じです。

8種目の攻略はこちらから確認できます。

HYROXの8種目・ルール・攻略をまとめて確認する

ROXZONEの時間も完走タイムに入る

HYROXではランニングとワークアウトだけでなく、ROXZONEを移動する時間もタイムに入ります。

ROXZONEはランニングコースと各ワークアウトステーションをつなぐエリアです。

初参加では、

どこへ行けばいいか分からない

給水で長く止まる

ステーション入口を探す

といった部分でも時間を使います。

数分の差でも、8回積み重なれば完走タイムへ影響します。

ただし初出場では、ROXZONEを数秒削ることより、コースを間違えず8種目を完遂することを優先しましょう。

年齢によって目標タイムは変えていい

HYROXでは幅広い年代の選手が参加します。

同じ1時間30分でも、

20代

50代

60代

では意味が違います。

年齢が上がるほど、全年代をまとめた平均タイムだけを目標にする必要はありません。

まず自分の年齢、運動経験、ランニング能力を基準に設定しましょう。

たとえば大規模データでも、50代以降になると完走タイムの分布は若い年代より遅くなる傾向があります。

一方で、50代でも1時間20分台で完走する選手はいます。

「平均より遅いか」ではなく、

前回より速い

苦手種目が改善した

ラン後半の失速が減った

という自分自身の変化を見ることも重要です。

初参加で平均タイムを狙わなくてもいい

初めてHYROXへ参加する場合、平均タイムは参考程度で構いません。

初戦では、

会場の雰囲気
ROXZONE
Sledの重さ
ジャッジとのやり取り
他の選手との混雑
Wall Ballsまで残る疲労

など、練習では分かりにくい部分があります。

だから最初から、

平均タイムより速く走らなければ

と考える必要はありません。

最初の目標は、

8km走る
8種目を全部終える
フィニッシュラインを越える

です。

1回出場すれば、自分のラン8本とワークアウト8種目のスプリットタイムが分かります。

2戦目からは、その数字を使って具体的な目標を設定できます。

2戦目は総合タイムより「どこを縮めるか」を見る

初戦が1時間50分だった場合、

次は1時間30分

といきなり20分縮める目標を立てるより、スプリットを確認します。

たとえば、

ラン後半で毎回1分落ちている
Sled Pullだけ10分かかっている
Wall Ballsで長時間止まっている
ROXZONEで合計10分使っている

と分かれば、改善する場所が見えます。

HYROXは毎回同じ8種目・同じ順番なので、前回との比較がしやすい競技です。

これもHYROXでタイムを追う面白さのひとつです。

初心者の目標タイムはどう決める?

最初は次の順番で考えると分かりやすくなります。

1. まず完走できるか確認する

8種目を単独で行い、

規定重量
規定距離
規定回数

を終えられるか確認します。

2. 8kmを走れるようにする

必ずしも8kmをノンストップで速く走る必要はありません。

まず1kmを繰り返して走れる体力を作ります。

3. ランと種目を組み合わせる

HYROXでは、フレッシュな状態の1kmランではなく種目後の1kmが重要です。

1km RUN
+
SkiErg

1km RUN
+
Burpees

などを組み合わせて練習します。

4. 練習タイムから目標を決める

ここまでできたら、

2時間以内
1時間45分
1時間30分

など、自分に合った目標を設定します。

最初から他人のタイムだけで目標を決める必要はありません。

HYROX大阪2027へ初参加するなら何分を目指す?

HYROX大阪2027へ初めて参加する場合も同じです。

初戦なら、

男性 まず2時間以内
女性 まず2時間〜2時間15分以内

程度から考え、ランニング経験やCrossFit経験がある場合は、

男性 1時間30分〜1時間45分
女性 1時間40分〜2時間

など、自分の能力に合わせて調整すると目標を作りやすくなります。

ただし、これは公式の基準タイムではありません。

大会当日のコースレイアウト、混雑、ROXZONE、コンディションなどによってタイムは変わります。

HYROX大阪2027についてはこちらでまとめています。

 

まとめ

HYROXの完走時間は、

男性OPEN中央値 約1時間26分
女性OPEN中央値 約1時間35分

が現在のひとつの目安です。

しかし、初参加からこの数字を目標にする必要はありません。

男性なら1時間40分〜2時間。
女性なら1時間50分〜2時間10分。

まずこのあたりを目安にしながら、自分のランニング能力と8種目の実力から目標を決めましょう。

そして初戦では、速く走ることより、8kmと8種目を最後まで終えることが最優先です。

1回完走すれば、ランニング8本

8種目

ROXZONE

すべてのタイムが残ります。

その数字を見れば、次はランを縮める

Sledを改善する

Wall Ballsの休憩を減らす

ROXZONEを短縮する

という具体的な目標を作れます。

HYROXは毎回同じ競技フォーマットだからこそ、前回の自分と比較できます。

平均タイムは、自分がどこにいるかを知るための目安。

本当に重要なのは、次のレースで自分のタイムをどこまで縮められるかです。