HYROX大会の持ち物チェックリスト|必要なもの・使えるギア・禁止用品を解説
HYROX大会へ初めて参加する場合、
「何を持っていけばいい?」
「グローブは使える?」
「CrossFitのグリップは?」
「イヤホンをつけて走ってもいい?」
「飲み物や補給食は持って走れる?」
と迷う人も多いと思います。
HYROXでは、単に忘れ物をしないだけではなく、
会場へ持っていくものとレース中に使用できるものを分けて考える必要があります。
2026/27シーズンでは、レース中に使用できるアクセサリーが決められており、グローブは使用できますがCrossFitなどで使うグリップは使用できません。
イヤホンや携帯電話、ボディカメラなどもレース中は禁止です。
本記事では、HYROX大会に参加するときの持ち物を、
必ず持っていきたいもの
あると便利なもの
レース中に使用できるギア
禁止・注意が必要なもの
に分けて解説します。
※HYROXのルールはシーズン中に改定される場合があります。出場する大会のRulebook、Athlete Guide、Technical Briefingを最終確認してください。
HYROX大会の持ち物チェックリスト

まず大会当日に持っていきたいものをまとめます。
| 持ち物 | 優先度 | 用途 |
|---|---|---|
| 写真付き身分証明書 | 必須 | チェックイン |
| Registration Confirmation | 必須 | 受付確認 |
| HYROX用シューズ | 必須 | レース |
| レースウェア | 必須 | レース |
| ソックス | 必須 | ランニング・靴擦れ対策 |
| 着替え | 高 | レース後 |
| タオル | 高 | レース後 |
| 飲み物 | 高 | レース前後 |
| 補給食 | 高 | レース前後 |
| グローブ | 任意 | Sled Pull・Farmers Carryなど |
| ニースリーブ | 任意 | 膝まわりのサポート |
| リストバンド | 任意 | 汗対策 |
| ウェイトリフティングベルト | 任意 | 使用する人のみ |
| ハイドレーションパック | 任意 | レース中の給水 |
| スポーツウォッチ | 要確認 | タイム・心拍など |
| モバイルバッテリー | 便利 | 待ち時間のスマホ充電 |
| ビニール袋 | 便利 | 汗を吸ったウェア収納 |
全部をレース中に持って走るわけではありません。
身分証、着替え、タオル、スマートフォンなどは会場へ持参し、Bag Dropへ預けます。
レース中に使用するギアについては別途ルールがあります。
HYROX当日に必ず持っていきたいもの
写真付き身分証明書
HYROXではチェックイン時に公的機関が発行した写真付き身分証明書が必要です。
Registration Confirmationと一緒に確認できる状態にしておきましょう。
スマートフォンだけを持って会場へ行き、本人確認書類を忘れないよう注意が必要です。
Registration Confirmation
エントリーした大会のRegistration Confirmationも準備します。
大会前に届くメールやHYROXアカウントを確認し、会場へ向かう前に表示できる状態にしておきましょう。
HYROX用シューズ
HYROXでは8回の1kmラン、合計8kmを走ります。
さらに、
Sled Push
Sled Pull
Burpee Broad Jumps
Farmers Carry
Sandbag Lunges
Wall Balls
などのワークアウトも行います。
そのため、単純に軽いランニングシューズを選べばいいわけではありません。
走りやすさに加えて、スレッドを押すときのグリップも重要です。
HYROXのシューズ選びはこちらで詳しく解説しています。
シューズは大会当日に新品を履かない
HYROX大会用に新しいシューズを買う場合は、本番前に何度か練習で履いておきましょう。
HYROXでは8km走ります。
サイズが合っていない。
かかとが擦れる。
ソックスとの相性が悪い。
スレッドで滑る。
といったことに本番で気づくと、レース全体へ影響します。
大会数日前に購入して、そのまま本番投入する方法は避けたいところです。
HYROX用のソックスも準備しておきたい
シューズと同じくらい重要なのがソックスです。
HYROXではランニングだけでなく、
Sled Push
Burpee Broad Jumps
Farmers Carry
Sandbag Lunges
などを行うため、シューズの中で足にさまざまな方向の力がかかります。
普段から履き慣れたスポーツソックスを使いましょう。
滑りにくさ、フィット感、マメ対策を重視したランニングソックスが使いやすくなります。
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レースウェア
HYROXは屋内競技ですが、8kmのランと8つのワークアウトを行うため大量に汗をかきます。
Tシャツやタンクトップ、ショートパンツなど、普段のトレーニングで使用している速乾性の高いウェアが使いやすくなります。
レース当日に初めて着るウェアではなく、
走ったときに擦れないか
汗をかいたときに重くならないか
Sandbag Lungesで動きにくくないか
などを練習で確認しておきましょう。
着替えとタオル
レース後はかなり汗をかきます。
そのまま帰宅するより、
Tシャツ
下着
ソックス
などの着替えを用意しておくと便利です。
使用済みウェアを入れるビニール袋も1枚バッグへ入れておくと使えます。
HYROXでレース中に使用できるギア

2026/27シーズンのルールでは、レース中に使用できるアクセサリーが限定されています。
主なものは次の通りです。
- ニースリーブ
- グローブ
- ウェイトリフティングベルト
- リストバンド
- ハイドレーションパック
- 処方された吸入器など
重要なのは、
「禁止と書かれていないから使っていい」
ではない点です。
使用可能として明記されていない用品については、自己判断でレースへ持ち込まない方が安全です。
HYROXではグローブを使用できる
HYROX大会ではグローブを使用できます。
特に役立ちやすいのが、
Sled Pull
Farmers Carry
です。
Sled Pullでは太いロープを何度も握ります。
Farmers Carryでは重いケトルベルを200m運びます。
汗で手が滑る。
握力より先に手の皮が痛くなる。
という人は、グローブを使う方法があります。
HYROX公式パートナーPUMAからもHYROX向けトレーニンググローブが販売されています。
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CrossFitのグリップはHYROXでは使えない
ここはCrossFit経験者が特に注意したいポイントです。
HYROXでは、Glovesは使用できます。
一方、Gripは使用できません。
CrossFitでプルアップ、Toes to Bar、Bar Muscle Upなどに使う手のひら用グリップを、そのままHYROXで使用することはできません。
HYROX用に手を保護したい場合は、グローブを使います。
ニースリーブも使用できる
ニースリーブもHYROXで使用できるギアです。
HYROXでは、
Sled Push
Burpee Broad Jumps
Sandbag Lunges
Wall Balls
など、膝の曲げ伸ばしを繰り返す種目があります。
普段からニースリーブを使用している人なら、本番でも使えます。
ただしレース中に突然装着するのではなく、使用する場合はルールに従ってスタートからフィニッシュまで携行・着用する必要があります。
リストバンドは汗対策として使いやすい
個人的にHYROXと相性がいいと感じる小物がリストバンドです。
HYROXは長時間動き続けるため、かなり汗をかきます。
タオルを持ったまま8km走るのは現実的ではありません。
リストバンドなら腕につけたまま走ることができ、額や顔の汗を拭くときにも使えます。
2026/27シーズンでもリストバンドは使用可能なギアに含まれています。
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ウェイトリフティングベルトは使えるが必須ではない
ウェイトリフティングベルトも使用できます。
ただし、HYROXにはデッドリフトやバックスクワットのようなバーベル種目はありません。
そのため、多くの初心者にとって必須ギアではありません。
普段からベルトを使っており、自分のレース戦略上必要な人が使用するギアです。
使用する場合は、レース中ずっと携行することも考える必要があります。
8kmのランニングもあるため、
使えるから持っていくではなく、
持ったまま最後まで走るメリットがあるかで判断しましょう。
レース中の補給食はどうする?

レース中に栄養補給をしたい場合は、ルールを確認したうえで準備します。
外部の人から途中で飲み物や補給食を受け取ることはできません。
自分で補給するものを使用する場合は、スタート時から自分で携行する必要があります。
1〜2時間程度で完走する人なら、レース中に補給を入れないケースもあります。
一方、完走まで長時間かかる想定なら、トレーニング段階で、
何を摂るか
いつ摂るか
胃に負担が出ないか
まで確認しておきましょう。
本番だけ突然エネルギージェルを使うのは避けたいところです。
HYROXでイヤホンは使用できない
イヤホン、ヘッドホンをつけて音楽を聴きながらHYROXを走ることはできません。
普段、
ランニングは必ず音楽を聴く
という人は注意してください。
本番前のランニング練習でも、ときどきイヤホンなしで走っておくとレース環境に近づけられます。
耳栓も使用しない
2026/27シーズンでは耳栓も禁止対象に含まれています。
HYROX会場は、
音楽
MC
観客
ジャッジ
他の選手
でかなり大きな音になります。
静かな環境でトレーニングしている人は驚くかもしれませんが、耳栓を使ってレースをする方法は取れません。
スマートフォンを持って走るのも禁止
携帯電話もレース中は禁止です。
スマートフォンで、
動画を撮る
タイムを確認する
家族と連絡する
といった使い方はできません。
レース中はBag Dropなどに預けておきます。
医療機器との接続など特別な事情がある場合は、事前に大会側への確認が必要です。
GoPro・ボディカメラも禁止
GoProなどのボディカメラを装着してレースを撮影することもできません。
YouTubeやSNS用に、
自分目線のHYROX動画を撮りたい
と思っても、カメラを身体につけたまま出場することはできません。
撮影は観客側から行う形になります。
自前のチョークは持ち込まない
CrossFitやウェイトトレーニングをしている人は、自分のチョークを持っているかもしれません。
しかしHYROXでは、自前のチョークをレースで使用できません。
2026/27シーズンでは、大会側が用意したチョークを、
Sled Pull
Farmers Carry
の指定された場所で使用します。
自分のチョークを使用したり、会場のチョークを他のステーションへ持ち出したりするとペナルティ対象になります。
チョークに関する違反を含め、HYROXのペナルティはこちらでまとめています。
HYROXで禁止・注意が必要なもの一覧
レースフロアへ持ち込むものは特に注意してください。
| アイテム | レース中 |
|---|---|
| グローブ | 使用可 |
| CrossFitグリップ | 使用不可 |
| ニースリーブ | 使用可 |
| リストバンド | 使用可 |
| ウェイトリフティングベルト | 使用可 |
| ハイドレーションパック | 使用可 |
| イヤホン・ヘッドホン | 禁止 |
| 耳栓 | 禁止 |
| 携帯電話 | 禁止 |
| GoPro・ボディカメラ | 禁止 |
| スマートグラス・カメラ付き眼鏡 | 禁止 |
| 自前チョーク | 使用不可 |
| 大会提供チョーク | 指定場所のみ |
迷うギアがある場合は、
「禁止用品一覧に書いてないから使う」
ではなく、最新RulebookとTechnical Briefingを確認してください。
HYROXの持ち物は「レースバッグ」と「競技中」で分ける

当日の荷物は、2つに分けて準備すると忘れ物を減らせます。
レースバッグに入れるもの
- 写真付き身分証
- Registration Confirmation
- スマートフォン
- モバイルバッテリー
- 飲み物
- 補給食
- タオル
- 着替え
- 使用済みウェア用の袋
- 帰宅時の服
レースで使用するもの
- シューズ
- ウェア
- ソックス
- 必要ならグローブ
- 必要ならニースリーブ
- 必要ならリストバンド
- 必要ならベルト
- 必要ならハイドレーションパック
この2つを分けて前日に準備しておくと、当日のチェックが簡単になります。
HYROX大会前日に確認するチェックリスト
前日の夜に次を確認しましょう。
- 写真付き身分証を入れた
- Registration Confirmationを確認した
- スタート時間を確認した
- 会場への移動方法を確認した
- シューズを入れた
- ウェアを入れた
- ソックスを入れた
- 着替えを入れた
- タオルを入れた
- 飲み物・補給食を準備した
- グローブなど使用するギアを確認した
- 禁止用品をレース用ギアから外した
- スマートフォンを充電した
特に重要なのがスタート時間です。
HYROXでは大会全体の開始時間と、自分のスタート時間は同じではありません。
直前に公開されるStart Listや大会から届く情報を確認してください。
HYROX大阪2027へ参加する場合も事前準備しておく
HYROX大阪2027へ参加する人も、大会直前になってからシューズやグローブを揃えるのではなく、練習段階から本番で使うギアを試しておきましょう。
特に、
シューズ
ソックス
グローブ
ニースリーブ
は、身体に直接触れた状態で長時間運動します。
使い慣れたものをそのまま大会へ持っていく方が、当日のトラブルを減らせます。
大阪2027の日程・会場・エントリー情報はこちらでまとめています。
まとめ

HYROX大会の持ち物で重要なのは、
何をバッグに入れるかだけではありません。
何をレース中に使えるかまで確認することです。
大会当日は、
写真付き身分証
Registration Confirmation
シューズ
ウェア
ソックス
着替え
タオル
飲み物
を基本に準備します。
レース中にギアを使うなら、
グローブ
ニースリーブ
リストバンド
ウェイトリフティングベルト
ハイドレーションパック
など、ルールで認められたものから必要なものを選びます。
一方、
CrossFit用グリップ
イヤホン
耳栓
携帯電話
GoProなどのボディカメラ
自前のチョーク
はレースへ持ち込んで使用しないよう注意してください。
そして最も重要なのは、大会当日に初めてギアを使わないことです。
シューズも、グローブも、ソックスも、ニースリーブも、普段のHYROXトレーニングで一度使ってから本番へ持っていきましょう。
持ち物の準備まで含めて、本番のレースはすでに始まっています。


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