HYROXの平均タイムは?初心者の目標タイムと1kmのペース目安を解説

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HYROXの平均タイムは?初心者の目標タイムと1kmのペース目安を解説

HYROX(ハイロックス)出場を決めたら、気になるのが「何分くらいで完走できるのか」というタイムです。

HYROXでは1kmランを8回、その間にスレッドプッシュやローイング、ウォールボールなど8つのワークアウトを行います。単純な8km走ではないため、普段のランニングペースだけでは完走タイムを予想できません。

公式FAQでは、昨シーズンの平均完走タイムは約1時間32分とされています。

ただし、初参加から1時間32分を目標にする必要はありません。

まずは現在の走力とワークアウトの経験から目標タイムを決め、特に8回ある1kmランをどのペースで走るか考えておくことが重要です。

 

HYROXの平均タイムは約1時間32分

HYROXの平均完走タイムは約1時間32分です。

ただし、この数字だけを見て「1時間30分を切らなければ遅い」と考える必要はありません。

HYROXには、

  • シングルス
  • ダブルス
  • リレー
  • オープン
  • プロ
  • 男子・女子
  • 年齢カテゴリー

などがあり、参加するカテゴリーや競技経験によってタイムは大きく変わります。

また、HYROXには基本的に制限時間がありません。初参加なら、平均タイムよりもまず完走を目標にしましょう。

 

初心者の目標タイムはどのくらい?

初参加で目標タイムを決められない場合は、まず1時間45分〜2時間程度を仮の目標として考え、トレーニングの結果を見ながら調整してみましょう。

初参加・初心者層は1時間40分台から2時間前後まで幅広く、性別、年齢、ランニング経験、筋力によって差が大きいため、「初心者なら必ず○分」という基準はありません。

目標 完走タイムの考え方
初めてHYROXに出場する まず完走を目標にする
タイムも設定したい 1時間45分〜2時間程度から考える
ラン・筋トレともに経験がある 1時間30分台も視野に入れる
1時間30分を切りたい ランだけでなく各種目とRoxzoneの短縮も必要

 

特に注意したいのが、平均1時間32分をそのまま初心者の目標にしないことです。

初参加では、スレッドの感覚、Roxzoneでの移動、ウォールボールの疲労など、普段のトレーニングでは読み切れない部分があります。

まず1回完走すると、自分がどこで時間を使ったのかがわかります。HYROXでは参加者に公式タイムと各区間のスプリットタイムが記録されるため、2回目以降は具体的な改善目標を作れるようになります。

 

HYROXは1kmを何分で走ればいい?

HYROXでは合計8kmを走りますが、1kmを8kmレースのペースで走ればいいわけではありません。

なぜなら1km走るたびにワークアウトが入るからです。

特にスレッドプッシュ、スレッドプル、バーピーブロードジャンプ、サンドバッグランジのあとなどは、脚が疲れた状態で次の1kmに入ります。

HYROXのランニングペースは、5kmや10kmのレースペースよりも、ハーフマラソンに近いペースを基準に考える方法もあります。

つまり、最初の1kmから飛ばす必要はありません。

目標タイム別の1kmペース目安

初参加のレースプランを作るなら、ひとまず次のペースから考えてみてもいいでしょう。

HYROX目標タイム 1kmランのペース目安 8kmのラン合計
1時間30分前後 5:00〜5:20/km 約40〜43分
1時間45分前後 5:30〜5:50/km 約44〜47分
2時間前後 6:00〜6:30/km 約48〜52分

※この表は公式基準ではなく、レースプランを考えるための目安です。ステーション、Roxzone、得意不得意によって同じランペースでも完走タイムは変わります。

たとえば1時間45分を目標にして、1kmを5分40秒前後で8本走ると、ランニングだけで約45分です。

残り約60分を、

  • 8つのワークアウト
  • Roxzone
  • 種目間の移動

に使う計算になります。

こうして逆算すると、自分の目標タイムが現実的か判断できます。

 

1km目だけ速く走っても意味がない

HYROX初心者がタイムを狙うときに注意したいのが、最初のランで飛ばしすぎることです。

1kmだけなら普段より速く走れてしまいます。

しかし、その直後にはスキーエルグがあり、さらにラン、スレッドプッシュ、ラン、スレッドプルと続きます。

HYROXでは序盤から飛ばしすぎないことが重要とされており、8本のランを最後まで維持できるペースを考える必要があります。

理想は、

1km目だけ速いタイムを出すことではなく、8本のタイム差を小さくすること

です。

たとえば、

5:00
5:20
5:40
6:00
6:20
6:40
7:00
7:20

と落ちていくより、

5:45
5:45
5:50
5:50
5:55
5:55
6:00
6:00

と走れるほうが、後半までレースを組み立てられます。

 

HYROXではランニングがタイムに大きく影響する

HYROXというと、スレッドやウォールボールなどのワークアウトに目が行きがちです。

しかし、レースでは1kmランを8回行うため、合計8kmあります。公式のトレーニング情報でも、HYROXに向けてランニングと心肺機能を準備することが重視されています。

1kmあたり30秒違えば、

30秒 × 8本 = 4分

変わります。

1kmあたり1分なら、

1分 × 8本 = 8分

です。

そのため、HYROXのタイムを縮めたい場合、ランニングは無視できません。

一方で、ランだけ速くてもスレッドやウォールボールで大きく止まれば、その差は簡単に消えます。

重要なのは、ワークアウトをしたあとでも一定のランニングペースを維持できることです。

 

自分のHYROX目標タイムを決める方法

初参加なら、いきなり大会タイムを予想するより、トレーニングから逆算したほうが現実的です。

1. まず1kmの基準ペースを決める

5kmや10kmの自己ベストではなく、ある程度長く維持できるペースを基準にします。

たとえば普段のランニングで、

「1km5分30秒なら余裕がある」
「1km6分なら長く走れる」

という感覚があるなら、そこから考えます。

2. ワークアウト後に1km走ってみる

HYROXで重要なのはこちらです。

たとえば、

1kmラン

スレッドプッシュ

1kmラン

のように、ワークアウトを挟んで走ります。

最初の1kmと次の1kmで大きく差が出るなら、レースではさらに後半に落ちる可能性があります。

3. 苦手種目の時間を確認する

HYROXでは全員が同じ場所で時間をロスするわけではありません。

たとえば、

  • スレッドで止まる
  • バーピーで心拍が上がる
  • ランジで脚が動かなくなる
  • ウォールボールで何度も休む

など、人によって課題が違います。

1kmを10秒速くするより、苦手なワークアウトを1分短縮したほうが効果が大きい場合もあります。

1時間30分を切りたいなら何を改善する?

HYROXで1時間30分を切ることを目標にするなら、ランニングだけを速くするのでは不十分です。

見るべきなのは、

  • 8本の1kmラン
  • スレッドプッシュ
  • スレッドプル
  • バーピーブロードジャンプ
  • ローイング
  • ファーマーズキャリー
  • サンドバッグランジ
  • ウォールボール
  • Roxzone

のすべてです。

特に一度出場したことがある人なら、スプリットタイムを見れば改善点が見えてきます。

たとえばランニングが十分速いのに1時間30分を超えているなら、ランをさらに削るより、止まっている種目やRoxzoneを改善したほうが短縮できる可能性があります。

逆にワークアウトは速いのに毎回ランで時間を使っているなら、ランニング強化の効果が大きくなります。

初参加は平均タイムを気にしすぎなくていい

公式の平均完走タイムが約1時間32分と聞くと、「自分もそれくらいで走らなければ」と考えてしまうかもしれません。

しかし、初参加なら平均より遅くても問題ありません。

HYROXには基本的に制限時間がなく、自分のフィットネスレベルで参加できます。

最初のレースでは、

完走する

自分のスプリットタイムを知る

次のレースで改善する

くらいで十分です。

特に初参加では、1km目のタイムよりも、8km目まで大きくペースを落とさず走れるかを意識したほうが、レース全体のタイムにつながります。

まとめ

HYROXの平均完走タイムは、公式FAQでは約1時間32分とされています。

ただし、これは初心者が必ず目指すべきタイムではありません。

初参加で目標を決めるなら、まず完走を第一に考え、タイムも設定したい場合は1時間45分〜2時間程度をひとつの起点として、自分の走力とワークアウトのタイムから調整するといいでしょう。

1kmランについても、最初から速く走るより、8本を大きく崩さず走ることが重要です。

目安としては、

  • 1時間30分前後:5:00〜5:20/km
  • 1時間45分前後:5:30〜5:50/km
  • 2時間前後:6:00〜6:30/km

あたりからレースプランを考え、実際のトレーニング結果に合わせて変更してください。

HYROXはランだけでも、筋力だけでもタイムは縮まりません。

8回の1kmランと8つのワークアウトを最後までどうつなぐか。

ここを考えることが、目標タイムを決める第一歩です。