HYROXのグリップおすすめは?使用禁止?使えるグローブと選び方を解説
HYROX(ハイロックス)用にグリップを探している人は、購入する前に注意が必要です。
HYROXではグローブは使えますが、グリップは使えません。
26/27シーズンのHYROX公式ルールブックでも、レース中に使用できるアクセサリーとして「グローブ(グリップは不可)」と明記されています。
CrossFitでPullupやT2Bをするときに使う、手のひらから素材を伸ばしてバーへ巻き付けるタイプのグリップはHYROXでは使えません。
そこでHYROXで実際に使えるトレーニンググローブに絞って紹介します。
特にスレッドプルやファーマーズキャリーでは手のひらや握力への負担が大きいため、グローブを使いたい人は多いと思います。
ハイロックスをしている方はぜひ参考にしてください。
結論|HYROXはグリップ禁止・グローブは使用できる
最初にグローブとグリップの違いを整理しておきましょう。
| アイテム | HYROXで使用 | 主な用途 |
|---|---|---|
| グローブ | ○ 使用可能 | 滑り止め・手の保護 |
| CrossFit用グリップ | × 使用不可 | 鉄棒種目で手のひらを保護 |
| リストストラップ系グリップ | × 使用不可 | バーなどへ巻き付けて握力を補助 |
HYROX公式ルールでは、
- ニースリーブ
- グローブ
- ウエイトリフティングベルト
- リストバンド
- ハイドレーションパック
などの使用が認められています。
その一方で、グローブについては明確に「グリップは不可」と記載されています。
グリップとグローブは何が違う?
CrossFitをやっている人ほど間違えやすい部分です。実はグリップとグローブは異なるアイテムです。
グリップ
CrossFitでよく使われるのがグリップです。
主に、
- プルアップ
- チェストトゥバー
- トゥーズトゥバー
- マッスルアップ
などの鉄棒種目で使います。
手首に固定し、手のひらから伸びた素材をバーとの間に挟んで使います。
手のひらの保護だけでなく、バーを握る補助としても機能します。
HYROXではこのタイプは使用できません。
グローブ
グローブは手にはめて使用します。
手のひら部分に滑り止めやパッドがあり、
- 手のひらを保護する
- 汗による滑りを抑える
- ロープやケトルベルを握る
といった用途があります。
HYROXで使用できるのはこちらです。
HYROXでグローブが役立つのはどの種目?
HYROXには8つのワークアウトがありますが、すべての種目でグローブが必要なわけではありません。
実際にレースを考えると、特に意味があるのは次の種目です。
スレッドプル
個人的に最もグローブのメリットを考えたいのがスレッドプルです。
スレッドプルではロープを繰り返し握って引きます。
問題になるのは重さだけではありません。
ロープと手のひらが擦れるため、素手では摩擦が気になることがあります。
さらに汗をかいた状態でロープを握ることになるため、グローブを使うなら手のひらの滑り止め性能を最優先で確認したい種目です。
ファーマーズキャリー
ファーマーズキャリーでは、左右にケトルベルを持って200m移動します。
男子オープンなら24kg×2、男子PROなら32kg×2です。
脚はまだ動くのに、先に握力がきつくなることがあります。
グローブによって握力そのものが強くなるわけではありませんが、汗でハンドルが滑るのを抑えたり、手のひらへの負担を軽減したりできます。
SkiErg
SkiErgでもハンドルを握ります。
1000mなので、手汗が多い人ならグローブが気になる場面です。
ただしスレッドプルやファーマーズキャリーほど強く握り続ける種目ではありません。
RowErg
RowErgも1000mあります。
ここでも手のひらを保護できますが、厚すぎるグローブだと逆にハンドルの感覚が変わります。
そのためHYROX用として1つ選ぶなら、分厚いパッドより、薄くて握った感覚を残せるタイプのほうが色々な場面で使えます。
HYROX用グローブの選び方
HYROXでは一般的なウェイトトレーニング用グローブと少し選び方が違います。
理由は、グローブを使いながら8km走る必要があるからです。
手のひらが厚すぎない
最初に見たいのがパッドの厚さです。
ベンチプレスやデッドリフトだけなら厚いパッドでも構いませんが、HYROXでは、
SkiErg
↓
ラン
↓
スレッド
↓
ラン
↓
RowErg
と種目が変わります。
厚すぎるとロープやハンドルを握ったときの感覚が変わります。
薄めで手のひらに密着するものにすると複数種目で使えるのでおすすめです。
手のひらに滑り止めがある
HYROX用ならここはかなり重要です。
特にスレッドプルとファーマーズキャリーでは、手のひら側のグリップ性能を確認します。
ただクッションが厚いだけではなく、汗をかいても滑りにくい素材が使われているものを選びましょう。
サイズが余らない
グローブが大きいと、握ったときに手のひら側の素材がずれます。
HYROXでは、
- ロープ
- ケトルベル
- SkiErg
- RowErg
と握る物が次々変わります。
そのため、パッドの厚さ以上に自分の手に合っているかが重要です。
通気性も確認しよう
HYROXでは長時間グローブを持ってレースすることになります。
26/27ルールでは、使用するアクセサリーはレース開始から終了まで自分で保持する必要があり、途中で他人から受け取ったり渡したりすることはできません。
そのため、汗を大量に吸って重くなるようなグローブより、通気性があり軽いもののほうがHYROXには合わせやすいです。
HYROXおすすめグローブ4選
ハイロックス向けのおすすめトレーニンググローブを紹介します。
1. GOLD’S GYM プロトレーニンググローブ G3402

今回の中でHYROX用として最初に比較したいのが、GOLD’S GYM プロトレーニンググローブ G3402です。
特徴は手のひら部分が薄いことです。
手のひらには0.6mmのアマーラ素材が使われ、滑り止め機能も搭載されています。
厚いクッションで手を守るタイプではなく、握ったときの感覚を残しながら手のひらを保護する設計です。
HYROXでは、
- スレッドプル
- ファーマーズキャリー
- SkiErg
- RowErg
と違う物を次々握ります。
そのため、厚手のグローブよりもこうした薄手タイプとの相性を試したいところです。
Amazonでも販売されています。
Amazonリンク:GOLD’S GYM プロトレーニンググローブ G3402
2. Harbinger フレックスフィットグローブ2.0

軽さや手の動かしやすさを重視するなら、Harbinger フレックスフィットグローブ2.0も候補です。
手のひら部分は複数のパーツに分かれており、手の動きを妨げにくい構造になっています。
手の甲にはメッシュとストレッチ素材が使われています。
HYROXではグローブを着けたまま、
走る
↓
握る
↓
走る
を繰り返します。
そのため、重いリフティングだけを想定したグローブより、手を動かしたときの違和感が少ないモデルを選びたい人には候補になります。
Amazonで販売されています。
Amazonリンク:Harbinger フレックスフィットグローブ2.0
3. RDX W1 トレーニンググローブ

価格とのバランスで選ぶなら、RDX W1 トレーニンググローブも候補です。
RDXはボクシングやウェイトトレーニング用品を多く展開しているブランドで、Amazonでもトレーニンググローブが販売されています。
初めてHYROX用グローブを買う場合、
「グローブを使ったほうが自分に合うのかわからない」
という人もいると思います。
その場合、高価格帯の商品をいきなり買うより、まずトレーニングで使って、
- スレッドプルで滑らないか
- ファーマーズキャリーで邪魔にならないか
- 走っているときに気にならないか
を確認する方法があります。
4. adidas エッセンシャルトレーニンググローブ

シンプルなトレーニンググローブから選ぶなら、adidas エッセンシャルトレーニンググローブもAmazonで購入できます。
ウェイトトレーニング用として使える基本的なタイプなので、
「HYROXだから特殊なグローブを買わなければいけない」
ということはありません。
重要なのはブランドより、
- 手のひらを保護できる
- 滑りにくい
- サイズが合う
- 握ったときに邪魔にならない
ことです。
まず一般的なトレーニンググローブから試したい人なら候補になります。
Amazonリンク:adidas エッセンシャルトレーニンググローブ
HYROX用おすすめグローブ比較まとめ
| 商品 | 特徴 | HYROXで見るポイント |
|---|---|---|
| GOLD’S GYM G3402 | 薄手・滑り止め | 握った感覚を残したい |
| Harbinger フレックスフィット2.0 | 柔軟・通気性 | ランを含めて軽さを重視 |
| RDX W1 | 基本性能・価格 | 初めて試したい |
| adidas エッセンシャル | シンプル | 一般的なジム練習と兼用 |
HYROXだけを考えるなら、個人的には薄さと手のひらの滑り止めを優先します。
重いバーベルを挙げるためのグローブではなく、スレッドプルやファーマーズキャリーを行いながら8km走るためです。
グローブを使うなら大会前にスレッドプルで試そう
Amazonで購入したら、大会当日に初めて使うのは避けたいところです。
最低でもスレッドプルで試してください。
確認したいのは、
- ロープが滑らないか
- 手の中でグローブがずれないか
- パッドが厚すぎないか
- 汗をかいた状態でも使えるか
です。
できれば、そのままファーマーズキャリーまで行います。
スレッドでは良かったのに、ケトルベルを持つとパッドが邪魔になることも考えられます。
ランニング中も要チェック
HYROX用なら、グローブを着けてワークアウトするだけでは十分ではありません。
グローブを使う状態で1km程度走ってみてください。
手が暑い。
汗がたまる。
手首部分が気になる。
こうした問題は、筋トレだけではわかりません。
HYROXではワークアウトの間に必ずランニングが入るため、走っている時間も含めて使えるグローブか確認しておきます。
途中で外す場合も、レース開始から終了まで自分で保持する必要があります。誰かへ預けることはできません。
グローブなしでもHYROXには出られる
もちろん、HYROXでグローブを使うことは必須ではありません。
普段から素手で、
- スレッドプル
- ファーマーズキャリー
- SkiErg
- RowErg
を問題なく行えているなら、そのまま出場する選択もあります。
逆に、
- ロープで手が擦れる
- ファーマーズキャリーで手汗が気になる
- 握力より先に手のひらが痛くなる
という場合は、グローブを試す価値があります。
重要なのは「HYROXだからグローブを買う」ことではなく、自分が困っている部分をグローブで解決できるかです。
まとめ
HYROXではグリップは使用できません。
26/27シーズンの公式ルールでは、使用可能なアクセサリーとして「グローブ(グリップは不可)」と明記されています。
そのため、「HYROX用のグリップが欲しい」と考えている人は、グリップではなくトレーニンググローブから選びましょう。
おすすめは次の4つです。
Amazonリンク:GOLD’S GYM プロトレーニンググローブ G3402
Amazonリンク:Harbinger フレックスフィットグローブ2.0
Amazonリンク:adidas エッセンシャルトレーニンググローブ
HYROX用として選ぶなら、特に見るべきなのは手のひらの薄さ、滑り止め、フィット感、通気性です。
購入後はスレッドプルとファーマーズキャリーだけでなく、グローブを使った状態でランも行ってください。
HYROXでは「一番グリップ力が強いグローブ」ではなく、8kmのランと8種目を通して邪魔にならないグローブを選ぶことが重要です。


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